安易に浴槽塗装業界に参入し、お客様に迷惑をかけ、業界に弊害を生じさせる悪徳業者が後を絶たないため、にわか業者の説明と不具合事例を公開します。
お世話になります!
バスアートです!
本ブログでは定期的に出現する、にわか業者について説明させていただきます。
安易な参入による浴室塗装業界への弊害、信用して工事を依頼したのに残念な思いをされたお客様のためにもこの説明は必要だと思います。
熊本県においても定期的ににわか業者が出現しては撤退していきます。
最近も、職人がいるのに何故か非合理的な『ローラー・刷毛塗り』による簡易施工で、尚且つ品質に見合わない高額な価格設定なのに低価格で浴槽塗装ができると謳う業者さんがネットで出現しました。
低価格といっても当店と価格は変わらないような気が・・・。
まず浴槽塗装とは『スプレー(吹付)塗装』が本物です。
何故スプレー塗装が必要か?
理由は簡単です。
スプレーしないときれいに仕上げられないからです。
逆にローラー・刷毛塗りだと仕上げが汚く、商品としてお客様に示せないからです。
ローラー・刷毛で塗装をすると塗膜に『泡がみ・ゴミの付着・抜け毛の付着・ローラー目で塗装肌がぼこぼこ・刷毛目がつく・はじき』
などの塗膜不具合が生じて、新品の浴槽とは程遠い仕上がりになります。
端的に言うと素人に毛が生えた程度の仕上げレベルということです。
そして、このような業者が果たして塗装前の一番重要な下地処理工程をきちんとするでしょうか?
しません。
というかノウハウが無いのでできません。
このような手抜き作業をしておきながら、どうして我々専門業者と同じ工事費用をお客様に請求できるのでしょうか?
信じられません。
浴槽DIY塗装として3万円なら、デメリットをお客様に了承していただくことを条件に、この世にサービスとして存在してもいいのかなと安易に思います。
そもそも『ローラー・刷毛塗り』で浴槽塗装と謳っていただきたくないのが本音です。
我々がどれだけ大変な思いをして今があるのかわかっていないのでしょう。
日本全国に点在している、お客様のご満足に最大限貢献したいと考える浴槽塗装業者は、命を削ってこの仕事をしています。
狭い空間でスプレー塗装することが、どれだけ身体に負荷がかかることか想像して容易にわかるはずです。
そして、多くの課題と困難を乗り越え、テストや試行錯誤を重ねてようやくお客様が驚くような品質を実現できるようになりました。
それでもまだ試行錯誤は続きます。
この画像もにわか業者による安易な施工です。
FRP浴槽の割れ修理をしてありますが全くノウハウが無いのがわかります。
塗装もブクブクです。
下地処理がきちんとできてない証拠です。
この画像は洗い場タイル床にシートを貼り付けたものの膨れが生じている状況です。
にわか業者様の施工後にシートが剥げた事例をよく聞きます。
このような安易に参入するにわか業者の不良施工が、浴槽塗装業界の発展を妨げる一つの要因となってます。
本物の浴槽・浴室塗装業者の仕上げを知らないお客様は、もう二度と依頼することはないでしょう。
少しでも悪質なにわか業者が減って、お客様の利益に貢献できる志を持った浴槽塗装業者が増えることで、この業界が発展していくことを期待します!
※最後に悪質業者の見分け方を簡単にですがご説明いたします。
・塗装の仕上げ方法がローラー・刷毛塗りの簡易施工。
・FRP浴槽などの樹脂浴槽は対応できるが、ステンレス・ホーロー浴槽などの難度の高い金属系は対応できない。
・FRP全面ライニングができない。
・錆の防錆ができない。
・板金塗装(車の塗装)レベルの塗装仕上げができない
・ビフォーアフター画像を載せていない、または画像が少ない。
・ビフォーアフター画像が載せてあるが、ピンボケしている・鮮明でない。
・同業者から画像をぱくって自社ホームページに転載している。
・本業は別で浴槽塗装業は片手間でやっている。
個人的な考えですがこのような業者には注意が必要です。
熊本県における、
浴槽修理及び塗装・パネル・シート・ドア工事などの浴室リフォームは当店にご相談ください!